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◆Makiko YAMAMOTO (English Plus Study Abroad: History)

2005年4月から2006年3月まで、私はEnglish Plus Study Abroadというコースを使って、England中部の都市、Leicesterで暮らした。今振り返れば、あっという間の一年間。初めはクラスメートと会話するのも一苦労、課題レポートのために深夜まで図書館に篭って泣きそうになってたこともあったし、日本のごはんが恋しくなって救援物資を頼んだこともあった。でもって、語学コース半年、学部での授業半年を経ても、私の英語は完璧には程遠いし。学部のクラスなんて、ほんと半分も理解できなくて。無力を痛感。

でも、この留学が私に与えてくれたものは、かけがえもなく大きい。レスターに留学してよかった!と、胸を張って言える。語学も専門も、留学がゴールじゃなくてむしろスタートなんだ、と今は思う。何より、異国の生活習慣や価値観に触れて自分自身が鍛えられたこと、また多くの出会いによって学べたことが嬉しい。

このコースはMasterコースみたいに資格がもらえないけれど、その分物質的にも精神的にもゆとりがある。おかげで勉強以外のことにもだいぶ時間を使える、というメリットがあるように思う。休み毎の国外旅行、学部のサークルに顔を出してみたり、Flatでパーティしたり、Language Exchangeをして互いの母国語を教えあったり。なかでも思い出が深いのは、毎週日曜日に通っていたバプテストの教会。仲良くなったおばあちゃんにアフタヌーンティに誘われたり、International Partyには日本料理を作っていったり、クリスマスのミサでは壇上での台詞をもらったり。友達というより家族に近い関係が築けて、すごく幸せだった。

一年は短い。だからこそ精一杯行動しようとする。English Plus Study Abroadは、いろいろなことに幅広くチャレンジしてみたい人に、きっと魅力的な時間を与えてくれると思う。どうか、幸せな出会いがありますように!