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◆Junko Kanehiro(MA in Globalization and Communications)

メディアの世界で長く働いていましたが、アカデミックに自分の仕事をきちんと総括したいという気持ちが強く、レスターを選びました。選んだ理由の一つは、単にメディアだけではなく、グローバリゼーションとメディアの関係を専門に教えるこのコースがあったからです。授業の内容は非常に今日的なテーマが多く、映画からニューメディア、テレビ、などのメディアと、ジェンダー、経済、政治、犯罪などとの関係を論じるものなど、おそらく日本の大学ではメディアについてこれほど深く広く研究できるところはなかなかないのではないかと思います。

また、レスター大学は研究だけではなく、生徒の生活一般に関するケアも非常に厚い大学で、留学生にとってはとても心強いものだと感じました。MAのコースが始まる前の英語準備コースELTUでは、銀行口座の開き方から、NHS(医療保険)の加入、ヴィザの延長に関するバックアップなど、非常に丁寧なセッションが幾度も開催されます。また大学のWelfare Officeも様々な相談に丁寧に応じてくれますし、コースにもパーソナルチューターという生活一般にまでの相談に乗ってくれる担当レクチャラーがつきますから、何かあったときには、彼らに相談すれば何らか解決策が見つかるという心強い環境でした。

レスターの町もロンドンに近いのに、安全でしかも物価が安いという環境で、一度も怖い思いはしたことがありませんでした。特に移民が多い町なので、Globalizationを肌で感じることも出来ました。また、レスターは他の町に比べて大学とCity Centreが徒歩圏内なので買い物などにも便利だと思います。他の大学をよく知っている地元の人に聞いても、このような環境で、しかも質の高い教育を受けられるのはレスターの大きな利点だと言うことです。

私はレスターで過ごした1年間の留学生活には本当に満足しています。